世田谷マンションの人気が復活!

マンション人気「世田谷」が再び見直されてきた理由

新築分譲マンションの販売では一時「ブームが去った」ようになっていた東京・世田谷区。しかし、最近は人気が復活しています。

 

 

「世田谷人気がなぜか低落……」2年ほど前は、かつて憧れの住宅地と言われた世田谷区で、新築分譲マンションになかなか購入検討者が来てくれず「ブームが去った」状態と思われておりました。

 ところが、今年に入り、その世田谷での売れ行きが好調で、なかには短期間に完売する新築分譲マンションが続出います。「プラウド世田谷砧」「ジオ世田谷松原」「Brillia 弦巻」……2LDK、3LDKが6000万円台から1億円。駅から徒歩7~8分というのが、共通する要素と言えます。

7000万円台で購入できる3LDKが多くなっていますが、この価格水準は郊外拠点駅の駅近マンションと同水準。武蔵小杉駅や横浜駅、国分寺駅、浦和駅、市川駅でも、駅から徒歩3分以内のマンションであれば、「3LDKが7000万円台」になっています。

 

これは中古マンションでも同じことが言われております。

 

 

この比較から世田谷が見直されているようです。「世田谷区内で駅から徒歩8分」は「横浜駅や国分寺駅から徒歩3分」よりも都心への通勤時間は短くなり、混雑する急行や快速を避け、多少ゆとりのある各駅停車で通勤することもしやすく、都心からのタクシー代も抑えられます。

 「なんといっても23区内だし、世田谷の威光はまだ残っている」という見栄えのよさもあります。車を所有すれば「世田谷ナンバー」……他所に住んでいるときは、「世田谷ナンバーを喜ぶ気が知れない」と言っていたのに、自分の車に付くとなると見方が変わり、品川ナンバーよりも、むしろあか抜けているように思えちゃう!なんて声まで聞きます。

 

「世田谷はダメ」と言われても、価格次第で買ってもいいかな、と思う人が出てきております。改めて検討すると、「世田谷には、世田谷のよさがある」。落ち着いた住宅地のなか、5階建てとか8階建てで総戸数が50戸から100戸という中層の建物が建つ風情は、駅近くの超高層マンションとは異なるもの。人によっては「自分には、こういう小規模マンションのほうが好ましい」という人もいます。

 それこそが、本来、「世田谷のマンション」が備える特性である。その特性が見直されてきた側面もあります。

 これは、不動産の世界で往々にして起こる出来事です。

 「あそこはダメ」と言われて、人が遠ざかる。すると、不動産価格が下がり、再び注目する人が出てくる。改めて観察すると、「そんなにダメではない。むしろ、この価格ならお買い得ではないか」という見直しが入る。それで、人気が再燃する、という動きですね。

 

当社にも、世田谷でマンションを購入したいと要望されているお客様が多くいらっしゃっております。

昨年より増加している状況を実感しております。

 

新築マンションが即日完売などの活況を見せていると、中古マンションもそれに追随する状況となっており、資産価値としても世田谷にマンションを持つことに積極的なお客様が増えております。

 

不動産業界、特に売買取引は秋商戦が一番動く時期と推測されます。

この時期に購入をお考えの方は、物件情報はもちろん!購入前に知っておいてほしい情報などもお伝えいたしますので、「お問い合わせ」フォームよりアクセスください。